AIやITを活用した経費精算業務の自動化が進み、単なる機械的かつ一律なチェックから「リスクに応じた柔軟な統制」への転換が求められています。 そのためには、内部統制を強化しながら、効率的に業務負担を減らす手法が必要とされています。
本セミナーでは、元BIG4会計監査人であるリック・アンド・カンパニー合同会社 齊藤佳明氏をお招きし、内部統制の考え方を踏まえたAI/IT活用の実例をご紹介するとともに、業務負担を軽減しつつガバナンスを強化する、これからの経費チェックのスタンダードを解説いただきます。
さらに、株式会社電通総研より不正を未然に防止する観点でのポイント、株式会社ChillStackより不正の事後チェックの観点でのポイントを各ソリューションのデモを交えてご紹介します。
【開催形式】
WEBセミナー
日時:2025年3月18日(火)14:00~15:20
●こんな方におすすめです
・経費のチェックに負担を感じられている方
・企業ガバナンスに課題を感じられている方
・経費精算業務におけるAI活用に興味をお持ちの方
Program
経費のチェック、やりすぎてないですか? 元BIG4会計監査人が語る、これからの経費チェックのスタンダードとは?
リック・アンド・カンパニー合同会社
代表CEO/公認会計士 齊藤佳明
経費チェックの負担が増大し、業務を圧迫していませんか?厳格なチェック体制が不正防止に寄与する一方で、業務の非効率を招くことも少なくありません。
近年、AIやITを活用した経費精算業務の自動化が進み、単なる機械的かつ一律なチェックから「リスクに応じた柔軟な統制」への転換が求められています。そのためには、内部統制を強化しながら、効率的に業務負担を減らす手法が必要とされています。
本セミナーでは、内部統制の考え方を踏まえた実例を交えながら、業務負担を軽減しつつガバナンスを強化するこれからの経費チェックのスタンダードを解説します。
14:20〜14:50 【株式会社電通総研】
承認時のチェックを最小限に―経費精算システムで不正を未然に防ぐ仕組み―
株式会社電通総研
グループ経営ソリューション事業部 一般会計コンサルティング部 斉藤 啓介
経費精算における不正を防ぐためには、申請段階でのチェックが社内規定に則って正しく機能していることが重要です。しかし、チェックの項目を増やせば増やすほど、申請・承認の手間が増大し、通常業務の妨げになるのが実態です。そのため、さまざまなサポート機能がある経費精算システムを用いて、経費精算業務を効率化することが必要になります。
本講演では、電通総研が開発・販売する経費精算システム「CiX Expense」のご紹介・デモンストレーションと併せて、経費精算システムを利用し、不正を未然に防ぐ効果的な運用ルールをご説明します。「CiX Expense」は、豊富なチェックルールがプリセットされているほか、独自のチェックルールもノンカスタマイズで設定することが可能です。不正を未然に防ぎながら、申請者・承認者双方にとって負担の少ない経費精算業務のポイントも併せてご紹介します。
14:50〜15:05 【株式会社ChillStack】
経費精算システムだけでは防げない!? 複合的なデータの利活用による事後チェックで実現するガバナンス強化対策
株式会社ChillStack 取締役COO 中道 浩之氏
本講演では、経費精算システムだけでは防ぎきれない、個人の立替経費精算の落とし穴を事後のチェックで洗い出し、強固なガバナンスを実現するデジタルツール「StenaExpense」をご紹介します。